2016年9月3日土曜日

栃木引き取り屋送検へ

「犬猫引き取り業者、書類送検へ」 劣悪環境で飼育した疑い
(yahooニュース 朝日デジタルより) 以下、一部抜粋
犬や猫を劣悪な環境で飼育して虐待していた疑いがあるとして、
栃木県警は今月中にも動物愛護法違反(虐待)容疑で、
同県矢板市の犬猫引き取り業者を書類送検する方針を固めた。
業者側は
「たたいていじめたわけではない。悪いことはしていない」
と虐待を否認している。
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真冬に、外同然のところに犬を置いてる。と、聞いていた現場。
少しずつ引き出し保護されていたようですが 
どれだけの子達が犠牲になったか。。二度と飼育できないようにしたいものです。

今年4月「日本動物福祉協会」により刑事告発され
NHK クローズアップ現代 でも取り上げられた現場です。
詳しくは 5/26記事 をご覧下さい。
NHK 動画 貼っておきます。
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NHK クローズアップ現代+ 2016年5月26日「追跡!ペットビジネスの闇」HD高画質... 投稿者 JapanAnimeMovies

今後、他引き取りや、劣悪環境繁殖屋も告発していけるように。
具体的数値で施設基準を設ける
残された動物達を緊急保護できるための法改正を今後も推し進めましょうね。

以下、全文貼ります。


犬や猫を劣悪な環境で飼育して虐待していた疑いがあるとして、栃木県警は今月中にも動物愛護法違反(虐待)容疑で、同県矢板市の犬猫引き取り業者を書類送検する方針を固めた。業者側は「たたいていじめたわけではない。悪いことはしていない」と虐待を否認している。

 県警はこの業者を8月10日に家宅捜索し、売り上げ計算書や売買記録などを押収した。引き続き業者から事情を聴いているという。

 捜査は、公益社団法人「日本動物福祉協会」(東京都品川区)が今年4月に行った刑事告発がきっかけだった。告発状は、汚物の処理などの管理を十分に行わずに犬と猫計19匹を劣悪な環境に置くなどの虐待をしたとしていた。

 告発状によると、協会職員や獣医師が視察したところ、2015年12月10日~16年1月17日までの間、排泄(はいせつ)物が堆積(たいせき)した過密な環境に犬や猫が置かれ、適切に餌や水を与えられていなかったり、病気やけがを放置されたりしている様子が確認されたという。

 業者の男性(61)が、重篤な症状の猫について「このまま放置すれば死亡する」と言い、飼っている犬や猫に対しては「餌代がかさむから早く死んでほしい」などと口にしたという。

 8月半ば、告発された業者を訪ね、男性に犬舎を案内してもらった。現場は山林を走る県道沿い。男性が「5メートル四方ほど」と紹介するトタンぶきの小屋に、縦横45センチ、奥行き60センチ程度のものを中心に、大小様々なケージが並んでいた。純血種の犬が25匹で、多くが老犬。猫はいなかった。

 男性が説明する。「この犬は若いから、すぐに引き取り手が決まる。逆にこっちは年寄りだから、どうかなあ」。10歳近い老犬で目が白く濁っていた。

 男性によると、子を産ませて高齢になった犬や猫をブリーダー(繁殖業者)から引き取っている。「去年の冬は犬猫合わせて150~200匹を飼っていた」。一匹あたり1万~3万円程度の料金を受け取り、引き取り手を探しながら飼育するが、見つからず死ぬまで飼う犬もいるという。男性は言う。「俺が引き取らないと、犬や猫は行き場がない」
朝日新聞社